夜走りスポット コーヒーを飲みに"横浜・本牧"

福生から国道16号を神奈川方面に一直線。

長かった工事を終えた保土ヶ谷バイパスを快適に走り新横浜で降車、みなとみらいまでは約一時間半。赤レンガ倉庫や観覧車をなんとなく眺めながら本牧方面へ走ります。

大さん橋、山下公園、中華街、黄金町...

観光地区もディープな地区も、基本どこ走っても景色が綺麗な横浜。

個人的には夜走りスポットの中でも大好きなエリアの一つです。

夜中の中華街。一部通行できます。

観光でくる時よりも、なんとなく現地っぽい雰囲気。いつもと違う何か面白い発見があるかも。
横浜ゲートブリッジの真下。

大さん橋を過ぎ、横浜ゲートブリッジに乗って本牧ふ頭へ。

真っ暗な海の上を風に吹っ飛ばされそうになりながらゲートブリッジを往復。

埠頭エリアの中で、トラックなどの邪魔にもなりにくく、横浜ゲートブリッジを真下から眺められて人気も少ないお気に入りのスポットがこちら。

写真だと遠いですが、海沿いにはオレンジのライトと"キリンの群れ"が眺められる、工場夜景マニアにもお勧めのスポットです。
(もちろん路駐は禁止!クルマを離れる際は近くのコインパーキングへ)

スポット名なども無いような場所ですが、大さん橋から本牧ふ頭の標識通りに走るとなんとなく辿り着けます。

そして何故か、旅先には必ずネコが現れる...。

◯Boogie Cafe
本牧ふ頭を後にして本牧通りへ。

本牧署を過ぎるとアメ車やアメカジファンならご存知"Moon"が現れます。

ガレージと併設したダイナー、並ぶヴィンテージクラウンはアメ車のような迫力。Moonを過ぎて5分ほど、本牧通り沿いにネオンサインが見えてきます。

ここがいつもの目的地、ブギーカフェです。

50s〜60sを感じる外観、外国のような陽気なカラーリングと開放的なオープンテラス。

1980sからやっている横浜本牧の老舗カフェ、ダイナー"Boogie Cafe"。

オーナーは横浜を代表するミュージシャンのChibowさん。

幼少期から横浜の音楽に触れ、Power house、Chibow&Bay side street bandなどで活動し、ブルースやロックンロール、スキンヘッドレゲエやスカを通じて横浜から多くのミュージシャンに影響を与えた存在です。

実際、僕もブギーカフェへ行くと、ロックンロールの知らなかった歴史をChibowさんはさりげない会話の中で沢山教えてくれました。

現在は"SKA9"でスカやスキンヘッドレゲエ、ブルース、ルーツロックを演奏しています。

そして2020年、なんと1983年にChibow&Bay side street bandで横浜シェルガーデンで録音された貴重なライヴ音源をリリース!

横浜のミュージックシーンとロックンロールのルーツ追い求める方は必聴です。
そんな歴史あるブギーカフェは店内でもレゲエやスカ、ルーツロックなどが流れており、スタッフさんも横浜の歴史や音楽に詳しく、タイミングがよければ貴重なお話が聞けるかも...。

メニューもオリジナルのハンバーガーや"本牧ピザ"、"本牧チャウメン"など名物がたくさん!写真が無く残念ですが...

※今度フードメニューをピックアップした記事も改めて書いてみようと思います

ランチから深夜まで営業していて立ち寄りやすく、カウンター席、テーブル席どちらも充実しているので、一人でも家族でもゆったり過ごせるのも魅力のひとつです。

そして自分のお気に入りメニューはDEN'S COFFEE。ジャマイカ直輸入の100%ブルーマウンテンコーヒーだそうです。

ブレンドではなく、ブルーマウンテン産の豆を100%使用しているのはかなり貴重だそうです。

カウンターで語らいながら、オープンテラスで夜風にあたりながら、僕にとってブギーカフェでコーヒーを飲む時間はいつも楽しく学びがある特別な時間です。
横浜の歴史やルーツ音楽に触れられて、美味しいコーヒーやオリジナルグルメを楽しめて、昼夜問わず立ち寄れる。そして何よりリラックスできる空間...。

行けば行くほど横浜の深さにハマっていきます。

"Boogie Cafe"